【募集中!】第二回シンポジウム開催のお知らせ

みなさま いかがお過ごしでしょうか。

2025年2月28日シンポジウムの詳細をお知らせします。

是非とも 皆様のご参加をお待ちしております。

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            シンポジウム開催のお知らせ

    茶の湯の歴史を問い直すⅡ ―[1522-91]の喫茶文化史―

    秋も深まってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

「茶の湯の歴史を問い直す研究会」は、昨年につづく第2回シンポジウムを下記のとおり

開催いたします。奮って御参加くださいますよう、御案内申し上げます。

                            茶の湯の歴史を問い直す研究会

                  記

*日時 2025年2月28日(金) 12時開場、13時開会、16時30分閉会予定

*会場 日本教育会館 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目6−2

*会費 500円(資料代として)

*テーマ 「茶の湯の歴史を問い直すⅡ ―[1522-91]の喫茶文化史―」

*趣 旨 

 2022年刊行『茶の湯の歴史を問い直す―創られた伝説から真実へ』(筑摩書房)を受けて 

 開催するシンポジウムの第2弾。今回は、5名の研究者がそれぞれの新しい視点で、千利休

 が生きた時代の「茶の湯」について問い直します。

*内容 

 開会の挨拶

 個別報告

  田中仙堂(大日本茶道学会)「織豊期の権力構造と茶会」

   織豊期の「権力」に朝廷を含めて分析し直すことで、茶会から読み取れる意味が広がる  

   ことを示し、この時代の茶会の持つ意義について展望します。

  橋本素子(京都芸術大学)「織豊期の茶人と職人」

   織豊期の茶人は、どのようにして茶の湯の環境を整えていたのでしょうか。また、室町   

   期には日用品として使用されていたものの中に、茶道具として採用されるものもありま

   した。これまで見落とされていた、茶道具の国産化の歴史を考えます。

  白川宗源(建長寺研究員)「16世紀の大徳寺派と喫茶文化」

   16世紀の大徳寺と大徳寺派寺院には、どのような喫茶文化があったのでしょうか。

   改めて史料に基づいて考えることで、禅宗と茶の湯がどのように結びついていったのか   

   を考えてみたいと思います。

  福島修(東京国立博物館)「塗りの鑑賞、塗師の活動」

   茶の湯道具に関わる塗師の動きと、使い手側の視点を通じて漆の「好み道具」が生まれ  

   る前提となる16世紀の漆芸事情を探ります。

  三笠景子(東京国立博物館)「織豊期の茶碗 天目再考」

   現代人のわたしたちが知る茶の湯の碗は、16世紀に生きた茶人が使い、楽しんだもの

   とはたして同じなのであろうか?そんな疑問に基づいて天目をとらえ直したいと思いま

   す。

 質疑応答

 閉会の挨拶

*参加方法

 下記アドレスに①お名前②連絡先メールアドレス③一般/学生 を書いて

「茶の湯の歴史を問い直す研究会」chanoyu2307saiko@gmail.com まで。

 ※定員(300名)になり次第、締め切らせていただきます。



茶の湯の歴史を問い直す

「茶の湯の歴史を問い直す研究会」 のホームページです。 本の出版やシンポジウムなどの お知らせをいたします。 一般向け論文集に 『茶の湯の歴史を問い直す』筑摩書房 2022年 があります。